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  • 瀬川 和哉

人と『名前』




皆さんが生まれた時から当たり前のように、名乗っている「名前」。


自分に名前があることなんて当たり前のことすぎて、

改めて考えたこともない方が多いと思います。


(当たり前ですが)「名前」とは人間のみが持つ文化として、

それぞれの国・地域・人種により様々な意味合いを持っています。


世界での『名前』について

英語圏では、個人名(与えられた名 = given name)+ 家族名(family name)

で構成されており、これは日本の氏名制度と似たような意味を持っているかと思います。


しかし世界には様々な名前の定義があり、

例えばアメリカ大陸の先住民族は、個人を指す名前のみを用いており、

サウジアラビアは4つのブロック(3つは3世代前の名前、1つは自分独自の名前)で構成されています。


また、ブラジルのように名前に関するルールが完全に定まっていないために、

それぞれが独自のルールで名付けている場合もあります。


時代によって進化する『名前』

さて、名前には国や地域によっての違いに加え、その時代時代で様々な進化を遂げています。


近年、インターネットが発達するにつれて、

「ハンドルネーム」=インターネット上だけで使う自分の名前を持つ人も増えています。

これは数十年前では考えられなかったことです。


ただ、芸名やペンネームなど、一部の職業によっては本名とは違う名を名乗るケースは昔から存在しています。


こと日本においては、親が子につける名前のみならず、

芸名やハンドルネームにも自分のアイデンティティや想いを込める方が多いと思います。


それだけ人間は「名前」というものを大切に思っているのではないでしょうか。



これからの「名前」

さて、名前の歴史を紐解いてみましたが、ここからは未来のお話もしようと思います。


昨今ニュースで良く聞くワードと言えば、『夫婦別姓』です。



これは簡潔に申し上げますと、法律上夫婦は同じ苗字でなければならない、

という部分を改正し、夫婦で別々の苗字を名乗って良いとする議論です。


これには賛否両論があり、可否については人それぞれではありますが、

『名前』について改めて考える良い機会になったのではないかと思います。


法改正がなくとも、例えば結婚で苗字が変わった方が職場ではそのままの名前を使うケースも多々あります。


「ビジネスネーム」と言われる、

仕事とプライベートで違う名前を使い分ける方もいらっしゃいます。


このように日本では、ある程度名前のルールはありつつ、

逆を申しますとある程度の自由も保証されていると言えるかもしれません。


私たちは、SIGN HACK(https://www.sign-hack.com) と言うサービスを通じて、

皆様一人一人の大切な『名前』をデザインさせていただいております。


これからも『名前』とそこに込められた『想い』『歴史』をしっかりと考えながら、

皆様に喜んでいただけるサービスを提供して参ります。





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